ドラゴン桜 (全21巻)

三田紀房先生による漫画作品。

2003年から2007年まで、講談社の漫画雑誌『モーニング』にて連載されました。

元暴走族の駆け出し弁護士・桜木建二は、経営破綻状態となった私立龍山高等学校の運営問題を請け負うことになります。

最初は清算を計画していた桜木ですが、破綻を回避し経営状態を良くするためには、進学実績を上げるのが手っ取り早いと考え、5年後に東大合格者100人を出す計画を立案します。


受験指導に大きな実績のある個性的な教師を集め、開設した特別進学クラスに人生を諦めかけていた水野直美と矢島勇介を迎え入れた桜木は、彼らに様々な受験テクニック、勉強法、メンタル面について教えていきます。

実際の生活で後ろ向きになりそうな気持ちをポジティブに変えてくれる作品です。





クロカン (全27巻)

三田紀房先生による野球漫画作品。 

1996年から2002年まで日本文芸社の漫画雑誌『週刊漫画ゴラク』に連載されました。

 当時のスポーツ漫画としては珍しくチームの監督を主人公とした作品であり、ベンチ間での腹の探り合いや采配の応酬なども描かれています。

主人公の黒木竜次は同じ作者の『ドラゴン桜』の主人公 桜木健二と見かけ、態度は悪いが筋の通った思考等が良く似ており、読者が感情移入しやすい、非常に魅力的なキャラクターになっています。

 野球を通して、上辺だけでない人間の本質、成長を描いておりその後の野球漫画『ラストイニング』にも大きく影響を与えているように感じられます。




新吼えろペン (全11巻)

島本和彦先生による『吼えろペン』の続編に相当する漫画作品。

『サンデーGX』にて2008年8月号まで連載。 

漫画家 炎尾燃はいくつもの漫画雑誌で連載を持つ、熱血漫画家です。

そんな彼の前に毎回毎回様々なトラブルが発生。

果たして炎尾は危機を乗り越えられるのでしょうか?

そして原稿は仕上がるのでしょうか?





吼えろペン (全13巻)

島本和彦先生の『燃えよペン』の続編に相当する漫画作品。

『月刊サンデージェネックス』(サンデーGX)で連載されていました。

島本和彦先生の分身である炎尾燃と島本和彦先生のプロダクション「(株)ビッグバンプロジェクト」に在籍する実在のアシスタントをモデルに描かれており、そこで発生する様々な問題を同解決し、原稿を如何に仕上げるのかがテーマとなっており、熱いコメディーへと昇華しています。




だから笑介 (全22巻)

聖日出夫先生による日本の青年漫画作品。
『ビッグコミックスペリオール』(小学館)にて連載されました。

なぜか笑介』の続編、『社長 大原笑介』につながるシリーズ第二弾。

三流私大出から、一流商社である五井物産の係長に昇進した大原笑介の奮闘を描いた作品です。

聖日出夫先生は 2016年3月10日に残念なことに、亡くなられました。